計画的な訪問診療と緊急対応
訪問診療では、医師が患者さんのご自宅や施設へ定期的に訪問し、計画的に診療を行います。
患者さんの病状や生活状況に合わせて訪問の頻度や診療内容を決め、継続的に体調を見守っていきます。
終末期の療養では、体調が変化しやすい時期もあります。
そのため、日頃から状態を把握しながら診療を行うことで、症状の変化にも早く気づき、必要な対応を行うことができます。また、急な体調の変化や不安な症状があった場合には、電話でのご相談や臨時の往診など、状況に応じて対応します。
患者さんとご家族が安心して療養生活を送っていただけるよう、日々の健康管理と緊急時の対応の両方の面から支えていきます。
① 訪問診療
月2回以上の定期訪問で健康状態を管理します。
主な内容
- 診察
- 病状管理
- 薬の処方
- 医療処置
- ご家族への説明
- 訪問看護への指示

② 緊急往診(体調急変時)
訪問診療を受けている患者さまは、体調が急に悪化した場合に医師が往診することができます。
- 発熱
- 呼吸苦
- 強い痛み
- 意識低下
- 看取り前の状態変化
③ 医療処置(必要な場合)
訪問診療では、ご自宅でもさまざまな医療処置が可能です。
痛みの治療(医療用麻薬)
がん終末期では、痛みを和らげるために医療用麻薬を使用します。
持続皮下注射
終末期では
- 痛み
- 呼吸苦
- 不安
などの症状をコントロールするため使用します。
在宅酸素療法
呼吸が苦しい場合、自宅で酸素療法を行うことがあります。
胃ろう・カテーテル管理
④ 終末期(看取り前)の医療
終末期では
- 痛み
- 呼吸苦
- 不安
- せん妄
などの症状を緩和する医療を行います。
必要に応じて
- 持続皮下注射
- 鎮静
- 緊急往診
などを行い、苦痛を和らげます。

